「お風呂上がりにさ、クリーム鬼塗りしても、かゆいよ」
「塗り方、悪いんじゃない?」
「だって、背中まで、とどかないもん」
「私に依存して、とどく気がないんでしょ」
「なんで? なんで言い切るの?」
「だってさ、届かないって割に、届かないエリア、いっぱいミミズが這ってるよ」
「これは、アバンチュールの証拠なんだな♫」
「見栄張って嘘つくな、乾燥肌の熊!」
「そうか、やっぱ、人間用じゃダメって事ね」
「妙に殊勝な事言うじゃない」
「ホント、熊ったクマ?」
「出ていけ~っ!」
愛情から、友情に変わり、その後は同情に変わる事を知って長い 天海 彩
愛情は情の尻尾を残して
別のものに変化して行くんですね (= ̄ω ̄=)ノ〇
by kenji0y (2014-06-18 22:56)